1990年入社当時、宝飾業界は素材のアピールと価格訴求という戦略に出ていました。 私自身その事に対しものすごく疑問を感じていました。最近はアパレルブランドが参入してきておりマーケットのシェアをとられ続けています。 様々な外的要因の中、新しいファッションを取り入れる為、96年から毎年数回はイタリアのジュエリーショーに足を運び、ジュエリートレンドを身体で感じています。 そして現地のテイストをベースに、商品はもちろんの事、ショップデザインからディスプレイまでトータル的な世界観を全国の宝飾店様に提案しています。それにより、旧業態の総合宝飾店から、かっこいいジュエリーブティックに変身したショップが、日本全国に多数誕生しています。そしてそれらのショップの共通コンセプトは、エンドユーザーに可愛いと言わせたいと言う事。既存の総合宝飾店をハイモード化(ブランドショップ)にシフトをさせる為、今現在も提案し続けています。
何の為にと問われたら、もちろんお金も大事ですが、全てのスタッフが自分にしかない能力を生かして周りの人を喜ばせる事、たくさんの人にありがとうと言われる人材になるためと答えています。 スタッフの能力には、つくづく感謝しています。仕事は1人ではできません。人間はそれぞれ自分にしかない最高の能力を持っていると思うのです。その能力を活かす為のポジショニングに気を使っています。会社は人と人とのコラボレーションが相乗効果をあげると思うので、モチベーションをあげる為『ありがとうございます』『感謝』という言葉のステッカーを各自つけて自らのモチベーションアップと人間関係を築いています。自己中から他己中(タコチュウ)へが当社の合言葉です。
会社の特徴 ワクワク、ウキウキ楽しい会社、元気すぎる会社。
ジュエリー業界では常に流行を発信し続けているリーディングカンパニーと評価されてきました。平均年齢が若い事と、時流の変化に対応できフットワークが軽い所が特徴ですかね。個性的なのか、アホなのか、おもろいヤツが多いなぁとよく言われます(笑)。ただお客様から好かれていることが、答えだと思っています。プライドを捨て切る事が、私たちのプライドでしょうか。